帰ってきた座布団ヒラメ
2023年6月23日 06時00分帰ってきた座布団ヒラメ
6月16日(金)久良漁協から「定置網にヒラメがかかったので、学校へ寄付します。」という連絡が入りました。前日にヒラメ稚魚を放流したばかりであったので、絶好のタイミングでした。用務員が漁協へヒラメを受け取りに行ったはずでしたが、帰校した用務員の手にはヒラメはありませんでした。そして「ヒラメが大きすぎて、持ち帰れないので運んでくれます。」という言葉。しばらくして届けていただいたヒラメは、長さ76cm、重さ6.9kgの巨大ヒラメで、いわゆる「座布団ヒラメ」といわれるものでした。放流した稚魚が5~6年は経っているということ。ちょうど、6年生が1年生の時に「大きくなって、帰ってきてね。」と言いながら放流したヒラメです。養殖ヒラメの特徴である「薄黒い斑点」が、腹側の胸びれ付近にありました。突然のサプライズ教材。急きょ4校時の予定を「ヒラメ解体学習」とし、長い単元の終末の学習を行うことができました。寄付していただきました地域の方、また、久良漁協の方々、ヒラメと同様、子供たちを温かく見守り、育てていただいていること、心より感謝いたします。
5枚おろし、頑張ってさばきました。